3月4日の蔵王温泉スキー場、名物樹氷の様子をお届けします。
今日はユートピアゲレンデの樹氷がどうなっているか見に来てみました。
リフト乗り場の気温は3℃とついにプラスの温度帯に突入しました。
ゲレンデコンディションは非常によく、雪もややウエットでしたが、滑りやすい雪質でした。
たくさんの方が、雪質の良さを求めてこのユートピアゲレンデで滑っていました。
恒例のリフト降り場手前の樹氷の中を進むリフトから。
先日に比べて、木々についた雪が落ちてしまっているのが確認できました。
リフト近くの枝はまったく雪がついていないところも。
見れば、リフト乗車中のスキーヤーがストックでつついて雪を落としていました。とても残念です。
興味本位かもしれませんが、せっかくついた雪も、人が壊してしまたのでは大きく成長できません。
どうぞ、この記事を読まれた方は、見る・撮るだけにしていただきたいと思います。
ユートピアリフトを降りて、樹氷原コースを見上げてみました。やはり少し黒ずんでいるのがわかります。
雪が落ち始めると、黒(正確には葉っぱの緑)っぽく見えます。
樹氷原コース左側のアオモリトドマツ。
本格的な積雪があれば、もっと成長しそうですが、気温が上昇しているので、ひょっとすると見納めになってしまうのでは?と思いました。
平年と比べ雪も少ないので、樹氷の成長も遅くなっています。一度壊れてしまった樹氷が再生するのは少しハードルが高いようにも思えます。明日からお天気下り坂。気温が低ければ雪予報です。もう一度樹氷ができるように、積雪を望みたいと思います。