3月25日の蔵王温泉スキー場、名物樹氷の様子をお届けします。
既に樹氷ではありませんが、一応樹氷カテゴリーにアップしてみます。
午後のパラダイスゲレンデ。雪質はパウダーを維持しています。雪玉が作れないほどのやわらかく乾燥した雪です。
先日からの積雪で樹氷の再生を期待したものの、ここからの景色で木々が黒くなっているので、断念。
パラダイスリフトを登っていくと、コース脇にはまだパウダーが残っていました。
定点観測ポイントのパラダイスリフト降り場の樹氷のなるアオモリトドマツの様子です。
青々としています。雪もさほどついていません。
蔵王ロープウエイ山頂線に乗って、山頂を目指しました。
時刻は夕方4時近く。
地蔵山山頂付近は、全て枯れてしまったアオモリトドマツが広がっています。
山頂駅に近づくほど一面の枯れ木。害虫被害が拡大しているのが一目で分かります。
とても残念な景色ですが、これが事実。
山頂駅の気温は-4℃。
山頂駅を出てすぐ右側の数年前まで立派な樹氷ができていたアオモリトドマツです。
やはり枯れていて、枯れ木に霧氷がついています。
なんだか寂しさを感じます。
お地蔵さんも台座まで見えています。
太平洋まで一望。仙台空港もはっきり確認できました。
明日から気温が急上昇し、雨予報も出ています。
今シーズン、樹氷の再生は困難ですが、来シーズンまでアオモリトドマツの害虫被害が拡大しないことを祈りながら、このカテゴリーを一旦終了したいと思います。
樹氷の様子を不定期ながらアップしてきましたが、雪不足の今シーズン、ベストな樹氷をお届けできなかったことが心残りです。
スキーヤー、スノーボーダーは良い雪質を求めて蔵王に来ます。
しかし、海外から来るお客様は樹氷があるから蔵王に来ます。
ポスターなどに描かれる大きな樹氷が、来シーズンはできてくれることを期待したいと思います。
これまでこのカテゴリーを楽しみにしてくださった皆様、どうもありがとうございました。