2月22日の樹氷 | 山頂の樹氷は、残念ながら落ち始めていました。枯れ枝が見えてしまい、悲しい限りです。

2月22日の蔵王温泉スキー場、名物樹氷の様子をお届けします。
山頂に来てみました。
今日もたくさんの観光客の方がいらしています。山頂線は混んでいました。
お昼過ぎの気温+0℃。風が強くなってきました。駅舎を出てすぐの樹氷はご覧の感じです。

雪景色といったところでしょうか。エビのしっぽが少し見えます。
たくさんの観光客が規制ロープをくぐって地蔵山山頂を目指しておりました。
大変危険です。冬山登山の装備と登山届を出してからお願いいたします。

ザンゲ坂を下り始めると、枯れてしまったアオモリトドマツが懸命に立っているのが確認できます。
アオモリトドマツは広葉樹ではなく、針葉樹です。通年で青々とした葉があるのが普通です。

近年害虫被害で枯れたアオモリトドマツが山頂駅を中心に拡大しております。
植樹は難しく、現在植栽(他で苗木を育て、大きくなり始めてから植え替える)の試験段階とのことです。ただし厳しい環境下では木の成長は50年以上かかると言われています。
このままでは、近い将来樹氷が見られなくなる日が来るかもしれません。
次の世代にも樹氷を残してあげるために、何ができるか考え、実行する時期に直面しているようにも思います。
皆さんはどうお感じでしょうか?

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