当サイトの内容は、2023-2024シーズン(昨シーズン)の情報です。
2024-2025シーズンの情報は、2024年10月中旬までに順次公開予定です。
2024ー2025シーズンレッスンの予約開始日は、2024年11月1日を予定しております。
更新情報は、「このサイトについて」カテゴリーにて配信いたします。
お問い合わせフォームでのレッスン予約はしておりません。

各地でスキーヤーとの接触事故が相次いで報道されています。スノーボーダーの視線の違いに注目!

こんにちは。蔵王温泉スキー場・蔵王スノーボードスクールです。

各地のスキー場でスキーヤーとスノーボーダーの接触事故が相次いで報道されています。実際には、報道されないだけ・運よく接触を免れた等のケースも存在しており、スキー場にはたくさんの危険が存在しています。しかも、初心者ではなく、双方とも上級者というケースが増えてきております。

楽しむはずのスノースポーツが・・・とならないよう、当スクールでは安全についてレッスンでお伝えしています。

 

今回は、スキーヤーとスノーボーダーの視界の違いについて、分かりやすいように図をつくりました。ご自身の安全のためにも、今一度ご確認・ご認識いただきたいと思います。

大前提として、滑走道具の違いから。
スノーボードは、横乗りの滑走具です。人の体からすると横に移動します。
スキーは縦(正面)となります。体が向いている方向に進みます。

スノーボードでは、ターンをする時に視線を横・横と移していきます。
スキーは斜め下を見るも、常にゲレンデ下側全体を見わたすことができます。

よって、下の図のようにスノーボーダーの背面は死角になりやすく、そこを追い抜こうとする時に衝突が発生しやすい状況となります。

オレンジの線がスノーボーダーのロングターンをするときの視線です。
ターン弧が深く、ゲレンデを横切るような動きになります。

スキーヤーからすると、「もっと早く曲がると思っていたら、横切ってきて・・・」となってしまいます。

当然ながら、混雑しいるゲレンデでロングターンやスピードを出すことは大変危険です。
時と場所を選ぶ。空くまで待つなどの工夫が必要です。
また、滑りだす前に、後ろから滑走者が来ないか確認する。などの自衛も有効です。

 

各スキー場にはルールがあり、みんなが守ることで安全で楽しいスポーツとなるのですが・・・。

 

全国スキー安全対策協議会では、スキー場での行動規則を定めています。

スキー場での行動規則|一般財団法人日本鋼索交通協会(公式ホームページ)
一般財団法人日本鋼索交通協会のスキー場での行動規則です

簡単に言うと、『前方(ゲレンデ下側)を滑っている人が優先。追い抜くときは安全な距離を保ち、危険がないように進路を選びましょう』という内容です。

私たちのスクールが加盟している日本スノーボード協会にも同様の記載があります。

安全とマナーについて - 安全対策本部|【日本スノーボード協会】 JSBA Official Site|【日本スノーボード協会】 JSBA Official Site
安全とマナーについての情報を記載しています。日本スノーボード協会(JSBA)の公式サイトです。協会や入会の説明、大会情報やスノーリゾートの情報を掲載しています。

ぜひご参考になさってください。

 

今回はスノーボード上級者の視線から解説しました。初心者の場合はもっと視界が狭くなり、予測できない動きも多くなる傾向があります。周囲の方は気配りをお願いいたします。みんな最初は初心者!気配りできて初めて上級者と言えます(周囲から認められます)!

安全で楽しいスノーボードを!
蔵王スノーボードスクールの願いです。

タイトルとURLをコピーしました